「暗号貨幣(クリプトキャッシュ)」が世界を変える!
コンピュータ・アーキテクチャー及び情報セキュリティの中村氏の書籍が7月26日に発売されました。
インターネット上の多くの情報は、暗号化されて安全に送られていると思われているが、
情報を守る暗号の鍵が盗まれてしまえば、内容は簡単に入手することができます。
インターネット業界で広く使われている「公開鍵暗号方式」も脆弱なシステムで、いつ情報が盗まれてもおかしくないのが現状で、仮想通貨でおなじみのブロックチェーンも盗難の事件が後を絶たないのも、暗号技術に問題があるといえる。
「クリプトキャッシュ」は、史上初めて「完全暗号」と鍵の配送問題を解決する「遠隔非同時同期」を使ったデジタルマネーで、互いに離れた場所にいるもの同士が、暗号鍵をweb上で送らずとも、互いの手元でシンクロ化により用意される仕組みとなっている。このシステムを採用した情報は盗むこともできず、たとえ盗んだとしても完全暗号により復号ができないため、これからの情報セキュリティには欠かせない技術です。
著者:中村宇利(なかむらたかとし)
1964年三重県生まれ。㈱エヌティーアイ代表取締役兼グループ代表、㈱中村組監査役、(一社)情報セキュリティ研究所理事長を務める。慶応義塾大学大学院機械工学専攻、及び、マサチューセッツ工科大学大学院海洋工学科、機械工学科、土木環境工学科にて工学系学位を取得。マッキンゼー・アンド・カンパニー・ジャパンを経て、マサチューセッツ工科大学客員研究員に就任し、コンピュータ・アーキテクチャー、及び、情報セキュリティを研究。非ノイマン型論理回路であるコグニティブプロセッサーの開発に成功。その後暗号技術を完成させ、その応用技術として、エンド・トゥ・エンド・プロテクション通信システム及び「クリプトキャッシュ」を開発した。